WOHN DC SEIBEN を完全な贔屓目でPRをさせていただきます。
(現車、比較対象とも4WDディーゼルターボ)
WOHN DC SIEBEN のここが良い!
- 7つの特別装備
WOHNの特別仕様である「SIEBEN」はドイツ語で7という意味で、7つのオプションをセットでお得にご提供しますということだそうです。
・ダイキン製2.2kw家庭用インバーターエアコン
・200Aリチウムイオンバッテリー(4WDの場合)
・1500wインバーター
・電子レンジ
・ソーラーモジュール(4WDは100W)
・130Aオルタネーター
・100V-25A充電器 - インテリアが絶妙
レイアウト上購入候補にあったバンテックさんのZILはなんやかんやで900万円オーバーという全部入りの高級車ですが、キャンピングカーの知識が全くない状態でいきなり見たので、その装備や装飾があまりにもtoo muchに感じられ早々に候補から外しました。
一方、コルドリーブスは装備装飾的にはシンプルでよかったのですが、妙に明るい室内カラーやダイネット上部のファンに軽くかぶるように取って付けられたようなライト、ドリンクホルダーすら削られたテーブルなど「言っても700万以上出すのにこの内装のコストダウンな感じはちょっと寂しいよなあ」という感じがしてモヤモヤとしていました。
「うーん、この中間ぐらいがいいんだけどなぁ。別に装備装飾はシンプルでいいんだけど、内装は安っぽくしたくないんだよなぁ。」と、感じていた私にWOHNはドンピシャときました。
装備装飾はシンプルながら、カーテンやドリンクホルダーなど絶対に必要であろう物はちゃんとした物が標準で備わっており、内装も家具の色や質感、ファブリックの柄など落ち着いた感じでまとまっていてすごく気に入りました。
- 固定タンクがない
キャンピングカーにはボディー下部に設置された100リットル前後の大きな固定給水排水タンクがあるものがありますが、WOHNはシンク下部分に収められた19リットルのポリタンクが二つきりです。
だが、それがいいッ!(オプションで大型固定タンクの設定あり)
定年し子供も独立している人はいいでしょうが、私も子供も休日は週末だけだし、学校の夏休みなどの長い休みには習い事や学校の用事もけっこうあるので、家族そろって1年で長期利用できる機会もあまりない今の状況では大きなタンクは出番がないなと思いました。
また、利用予定の半分がスキーの車中泊の予定なので、停車中に給水タンクが凍って使えないとか、排水タンクが凍って春まで汚水を捨てられないとか、パイプが凍結で破裂するんじゃないかとか、いろいろと心配が増えそう。(そういう対策が取られてるのかな?)
そもそも固定タンクの汚水はどこに捨てればいいんだろう。垂れ流しにするわけにはいかないだろうし、自宅の下水溝開けてそこに車移動するか、ホース伸ばして流すのかな。中身も見えないし、掃除といっても、洗浄剤入れて走るしかないだろうし、それで実際にきれいになってるかどうかも一生分からないという・・・。
その点、中身が丸見えなポリタンク。
パッと取り出し家に持ち込みサッと中身を捨てられるポリタンク。
腕突っ込んでゴシゴシ洗えるポリタンク。
なんなら千円程でそこらですぐに買い変えられるポリタンクは、すくなくとも私の性格と今の利用環境にあっていて気に入っています。 - リチウムイオンサブバッテリー(標準装備は4WDのみ その他はオプション)
キャンピングカー購入にあたり色々と情報を集めていると、サブバッテリーが重要な装備であることを知る。
さらに調べてみると下記リンクサイトで最近のサブバッテリーにはリチウムイオンが登場しており、それは一般的な複数個連結した鉛のディープサイクルバッテリーより初期導入のコスト以外は利点しかない、というものでした。
次世代電源シリーズ
必見!驚異的な電圧持続力 リチウムイオンバッテリーテスト結果
このページを見てリチウムイオンバッテリー標準装備のWOHNに一気に傾きました。 - 断熱、防音性に優れるアルミニウムパネル
キャンピングカーには主に2種類の外装があります。
一つは屋根壁がFRPで一体構成されているボディー。もう一つがバンクベッドと屋根がFRP、壁面がアルミニウムが張られたパネルを組み合わせたボディーです。
私は実際にこの二種類の車に乗り比べましたが、壁面がアルミニウムパネルのほうが明らかに遮音性が高く感じました。(空調がついていたので断熱性は不明)
(東和モータースHPから)
欧州車もほぼこのパネル工法のようですし、構造を見ただけだとFRP+断熱材より遮音断熱性は高そうに見えます。
実際にアルミパネルのヴォーンのダイネットに乗り込んだ時にドアを全部閉めると交通量のある国道に面した屋外の展示車にもかかわらず耳鳴りがするぐらいの静けさに包まれました。
ヴォーンのボディーに採用されている厚さ37㎜の外壁パネルは、30㎜のスチレンフォーム(断熱材)を中心に2枚の合板とアルミニウムパネルでプレス成型されているため、優れた断熱性能を持っています。さらに直射日光が当たる天井部分には20㎜のスチレンフォームが入っており、床面には12㎜の発砲断熱材が挿入されており、細部のスペースにはフェルト素材の断熱材を施すなどボディー全体が抜群の断熱構造を持っているのもヴォーンの特徴です。また、バンクベッドから天井さらに4本のピラーまでもパーツを一体化することで、パネル工法のウィークポイントだった天井部分からくる雨漏れなどの浸水不安を、ほぼ払しょくするまでの高い完成度となっております。
(東和モータースカタログから) - ボディーが艶々
実車を見るとわかりますが、FRPボディーは斜め後ろから見るとなんか表面がウネウネして映り込む像が歪んでいるんですね。慣れればなんてことないのでしょうが、欧州車のバシッ!としたまっ平の艶々ボディーを見ると、FRPボディーはウネウネのせいで何とも柔らかそうで頼りない感じがするのです・・・。(実際の強度はわかりませんが)
また中古車を見ると年数の経ったFRPは黄ばんで艶が無くなり、同じ年代を経た鋼板+塗装の普通車より古臭い感じになっています。(とことん古いと逆にかっこいい感じになりますが)
一方、まっ平らなアルミパネルのヴォーンは普通車と変わりなく斜め後ろから見ても映り込みがバッシッ!っと歪みがなくシャープで艶々。多少年月が経ってもアルミパネル部分は過度に古臭くなりにくい予定です。 - 最小限の開口部
ヴォーンDCは壁面の開口部が最小限に抑えられています。
つまり物入れや外からのアプローチ手段が少ないということですが、私はこれを断熱防音効果の低減や架装部分の強度低下、水浸食の危険、異音発生など、車全体としてのデメリットを最小限にすることの出来るメリットとして気に入っています。(同様の理由からサイドオーニングも付けませんでした)
と、こんなところが気に入り購入したわけですが、納車された暁には「実際に乗って分かった良いところ今一なところ」もお伝えしたいと思います。