キャンピングカーWOHN R2Bの情報

東和モータース製WOHN リアエントランスのDCからリアダブルベッドのR2Bに乗り換えました

足回りをどうしようかと悩んだ話

キャンピングカーは足回りがネック。

そんな情報を納車待ちの時に知り、さあどうするかと半年悩んだお話です。

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納車前の考察

納車前から思っていたのですが、このカムロードのベース車であるトラックは、あくまでも町の商店がその辺を走り回るために利用する前提で設計されているもので、常時限界車載重量で高速道路を走り回るキャンピングカーに合うわけがないんですね。(カムロードはキャンピングカー用とはいえ、その架装がされた状態で足回りの設計がされているのではないらしいので)

 

候補

そこでじゃあどうすればよいかという話ですが、いろいろと情報を収集した結果、いくつかの選択肢を見つけました。

 

  1. タイヤサイズアップ
  2. ショックアブソーバーの交換
  3. その他足回りの交換(トーションバーとスタビライザー)
  4. CLIMBさんのエアサス(自分で取り付けるエアサス。空気は自分で空気入れで入れる。)
  5. カーセールスワタナベ(CSW)さんのエアサス(取り付けはもちろんやってくれて、空気圧も搭載されたコンプレッサーで運転席から遠隔調整出来、設定した圧に自動調整もしてくれる)

 

素人なりに納車前にネットの評判を中心にいろいろと調べたところ、1.のタイヤ幅アップはどんなレビューを見ても何の問題もないようなのですぐにやることに決定。(ちなみにこれははるか昔にCSWさんが提案した物が広まったとのこと。ご本人談)

2.3.の社外ショックアブソーバー、トーションバーなどは交換後「うーん。まあいんじゃないかな」という微妙な評価が目立った一方、4.と5.のエアサスはどなたもとても高い評価をしていることに気付きました。

 

そこで、まず最初に間違いのないエアサスを導入して、その他はエアサス導入後に考えようと思いました。

 

まず4.の自前取り付けのエアサスですが、これは自分で取り付けるため何かあった場合に責任の所在が明らかじゃないし、なんせ自分が面倒くさがりなので空気圧の確認なんて絶対しなくなるだろうし、性に合わないなと思いました。

 

一方で5.のCSWエアサスは、そのコストさえ飲み込めれば操作はお手軽で完全自動、ネガティブなレビューが一切ないという素晴らしい商品のようでとても興味を惹かれました。

 

そこで納車前にワタナベさんに電話で相談したのですが、「一度ノーマルで走られたほうがよろしいのではないでしょうか。変化が分かったほうがより満足度が高くなると思いますよ」という提案を受けました。

 

私も「もしかしたらノーマルで満足できるかもしれないし、それならそれに越したことないか」という考えから、一度ノーマルを味わうことにしました。(厳密には、納車前にタイヤサイズを変えてしまったのでノーマルではないのですが)

 

ノーマルの走り

トラック自体に慣れていないせいもあり、それはもう「怖い」の一言です

 乗用車に比べて全く良いところが無いです。

 

 そりゃそうです。

足回りはTOYOTAが設定し作った許容限界重量ギリギリ

1から10の範囲で使われることを想定しているものを、キャンピングカーは売っている状態ですでに

そこから人が乗って荷物を積んだだけの状態で10

 

トラックならフル満載で常に神経を張り詰めて運転し続ける必要のある状態。

 

キャンピングカーは常にこの状態なのです。

 

そんな限界付近の余裕のない足回りの車に乗ったことがない私には本当に恐怖です。

 

じゃあノーマルで乗り続けることはまるっきり不可能かと言われれば、そういうわけでもありません。

 

足回りを全部交換した今ならわかりますが、ノーマルは例えれば、靴底に小石が数個挟まったサンダル状態なんですね。

 

これで生涯過ごせと言われれば不可能でないように、「これはキャンピングカーなんだ。」と呪文のように自分に言い聞かせ、常に限界状態であることを意識し、常に隣り合わせのリスクと不快感を我慢さえすれば乗れないことはないと思います。

 

しかし私の交換意欲は増すばかりでした。 

 

それは何故か。

 

単純に危ないからです。

 

風に吹かれて車線をはみ出し、舗装が荒れると激しく車体が揺さぶられ、車体の姿勢変化で著しくグリップ感が失われる。

 

これを運転している間。

多分少なくとも10万キロは走るだろうから、時速50キロ平均で走ったとして2000時間も不快で危ない状態で走り続ける必要があるんですね。

 

これは一家リスク管理者としては到底放っておける数字ではありません。

 

しかも高いといっても40万弱

なんせ、車体は吊るしの状態で800万するわけですから消費税以下です。

 

それで家族の安全を買えるなら安いもんだとかんがえました。

 

最終決断前の悩み

よし!換えよう!

 

 そう思いましたが、ふとよぎったある考え。

 

それは、「絶対エアサスの交換だけで済まないよな」というものです。

 

エアサスと、ショックアブソーバーやトーションバー、スタビライザーはそもそも役割が違います。エアサスを追加したからと言って、ノーマルの性能が最大限引き出されるようになったからと言って、所詮は限界付近のトラックの足回りなわけです。

40万かけてその後、他所でサスペンションやトーションバーを20万ほどかけて交換。

それならCLIMBさんのエアサスで済ませてもいいんじゃないか。

こういう考えがふっとよぎったわけです。

 

悩みを吹き飛ばす一報

納車が迫った昨年暮れ。

私が定期購読をしているキャンピングカー雑誌の広告に目が留まりました。

CSWカムロード用オリジナル新商品発売!KYBと共同開発
★ショックアブソーバー★強化トーションバー★強化スタビライザー特にショックアブソーバーはカムロードで初になる周波数感応型バルブのハーモフレック®機構を搭載し減衰力14段階調整機構によってカムロードにより滑らで快適な走行性を提供する高性能ショックアブソーバーです。

 

 これだよこれ!!!

  

そう、私が求めていたのは、エアサスでも高性能のサスペンションでも、高剛性のトーションバーでもないのです。

 

私が求めていたのは、その道のプロが豊かな経験を活かし責任をもって設計した良い走りと乗り心地を実現するセッティングを含んだトータルパッケージなのです。

 

もう悩むことはありません。

カーセールスワタナベさんにすべてをお任せすることにしました。

 

つづく

 

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