キャンピングカーWOHN DC SIEBENの情報

東和モータース製WOHN DC SIEBEN 購入、活用の記録

RECARO LX-F IL110H A/R レビュー

RECARO LX-F IL110H A/Rとアームレストを取り付けました。

www.autobacs.com

純正シートの問題点

  WOHN購入前にその純正シートが薄っぺらいのを知り事前に低反発マットを購入、納車後すぐにそれを使っていました。

 

 

しかしカムロード純正シートが普通乗用車より座面の前後長が短いため、背中のマットを置くとさらに座面が狭くなるので、お尻の下に敷くマットだけを利用していました。

 

この座面マットはとてもよかったのですが、如何せん元のシートに根本的な不満があるので座面マットのみの修正では限界を感じてきました。

具体的な不満点としては

  1. 座面の前後長が短い
  2. 座面のクッション性が低い
  3. 座面が前のめりになっている
  4. サイドのホールド感が全くない
  5. アームレストがない

です。

前車、前前車がミニバンで、これでもかというぐらいのシート調整機構を持っていたため、クッション性を含め何一ついいところが無いんですね。

それに加えて、WOHNにしてから長距離ドライブが増えたのでより一層シートに対しての不満が増えていきました。

 

候補

最低条件は座面が広くてアームレストがあるということ。

近場のオートバックスのシート売り場にはレカロ3脚を含め計6脚置いてありました。その中でアームレストがある購入したLX-FとレカロのERGOMED-MVに絞りました。

ERGOMED-MVは座り心地や値段も含め決して悪くなかったのですが、如何せんデザインが古臭い。なのでデザインが洗練されているLX-Fに決めました。

 

で、ファブリックか本革かですが、私が運転中よく飲み食いをしてシートを汚してしまうことがあるので汚れが目立たない黒の本革のシートヒーター付きにしました。


ちなみにこの本革バージョンのシートは、椅子の裏が「カムイ」というアルカンターラのようなスエード調の高級感のある生地が全面に貼られています。

 

 当初レカロショップと言われる専門店に行こうかと思っていましたが、西東京にあるそれは何やらHPが怪しい雰囲気。。。併せてオートバックス楽天店で現金値引き&ポイントでかなりお安く買え、最寄りの実店舗に直送してくれそこで取り付けもしてくれるというのでオートバックスで購入しました。

 

 

取り付け時の問題点

オートバックスの店員さんに取り付け車種を伝えたところ、カムロードのシートレールはトライアル製のものを使い、これは座面が純正位置より窓側に2センチ寄るということでした。

もちろんシートレールが右に2センチずれるのではなく、サイドサポートが大きなレカロシートを純正の狭い空きスペースにビッチリと置くと、椅子の中心が右に寄るという感じですね。かといって助手席側の空きスペースは指一本入るかどうかという最低限なものなので、もう設計上ここしかないという感じです。

 

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空きスペースに対してパツパツ。ぱっと見は左にずらす余裕はない

「うーん、2センチか。」と一瞬悩んだのですが、当時エアサス取り付け準備中でその旨渡辺社長に相談したところ、CSWではズレを調整して取り付けるとのことでした。そこでその取り付けも一緒に頼もうとご相談したのですが、他店舗購入品は工賃を結構いただくようになるということと、大阪キャンピングカーショーの準備でお忙しそうだったので(出来ればやりたくないという微妙な空気を感じたため(笑))、とりあえずオートバックスでそのまま取り付けることにし、必要であると感じたらまたその際に改めてお願いすることにしました。

同時にいろいろ調べてみると、他の車種でもレカロシートはその大きさから純正シート取付位置からズレることが多々あると判明。それで販売しているんだから多少のズレは大丈夫なんだろうという思いもありました。

 

取り付け直後の印象

オートバックスで引き渡しを受け、実際に座ってみた印象は

 

うおー!やっぱりいいねえー!

 

ときて、そのあとすぐに

 

ん?やっぱ右にズレたね(笑)」でした。

 

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ハンドルが微妙に左にズレ、当然インパネも左にズレています(笑)。

「大丈夫かな(笑)」と一抹の不安を抱えながら帰宅。

しかし、運転すると改めて気付くのですが、普段からハンドルを両手で握りしめて真正面を向いて背筋を伸ばして運転していることってないんですね。


大体、左右どちらかに軽く傾いて片手で運転してる。
なので目線とインパネがド真ん中であっている状態というのは、そもそもズレる前から皆無なわけです。(そもそもインパネを凝視しながら運転しているわけではないし)


さらに今回左にアームレストを付けたので、左手をアームレストに乗せると自然と全体的に体が左に寄るんですね。そうすると結果ハンドルが正面に来るという(笑)。

 

で、取り付け後に200キロほど運転しましたが、シンメトリー大好きな自分でも信じられないくらいズレはまったく気にならなくなりました。逆に、シートレールに何か細工したり、シートを傾けるなどの加工をされるぐらいなら、強度を保ったそのままのほうを選ぶと思います。

 

レビュー

シート本体

まず純正シートの5つの不満

  • 座面の前後長が短い
  • 座面のクッション性が低い
  • 座面が前のめりになっている
  • サイドのホールド感が全くない
  • アームレストがない

は無事すべて解消されました。
あわせて、このシートのガチっとした圧倒的剛性感

流石です。

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座り心地はさすがのレカロ。文句のつけようがない。

 

 基本姿勢

調整機構はシートの前後スライドと背もたれの傾きだけですが、トライアルさんの標準シートレールは座面の傾きは絶妙で本当によくできていて不満はありません。

ただスライドがちょっと固くなるのと、後方スライドがたしか2センチほど減るので、身長が高い方や、シートをかなり後ろに下げる癖のある方は確認されるのがよいと思います。

 

座面

フラットで広くなり、クッション性もよく座り心地は最高です。

併せてサイドサポートの本革以外の場所は「センター生地にオリジナルメッシュ素材の3Dエアを採用」とのことでとても通気性良く、蒸れないので長時間ドライブも快適になりました。

 
アームレスト

これは必須ですよね。

これが欲しくてシート交換を真剣に考えたといっても過言じゃありません。逆に純正にアームレストがあったら純正のまま行ってた可能性がありますね。

サイズもあり、ガッチリ付いていて動きもよく1万円払ってでも付ける価値は余裕であります。これで手を持ち上げ続けなくてよくなりました。

 

シートヒーター

温度には弱と強の二つの設定があります。
基本暑がりで腰のトラブルも経験がないのでシートヒーターなしの本革の設定があったらそちらを選んだかもしれませんが、寒い日に車が温まる前には役に立つと思います。

 

エア・ランバーサポート

空気で腰の部分を膨らませることができます。
私は膨らませる前の状態で今のところ不満はないです。

 

あとがき

今回助手席には付けませんでした。理由は助手席に取り付ける場合、座面が2.5㎝上がることにかみさんが難色を示したからです。あと結構便利に使っている真ん中のスペース。これもなくなる。それならいらないと。

かみさんも運転しますので、「じゃあ運転席で気に入ったら考えよう」ということで、今回運転席だけに取り付けました。

併せて、助手席とそれにつながった補助席には、その下に収められたエンジンから出るエンジン音を抑える役割もあるということです。(だからシートレールじゃなく車体にベタ置きで設置されてるんですね)なのでそれを取ってしまうとその音と熱が結構表に出てくるというデメリットがあるというのも、助手席補助席を残した理由でもありました。

 

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と、今のところこんな感じですが、これでひとまず運転に関しての不満点はなくなりました。

あとはガンガン走るだけですね。

 

 

ではまた