筑波山に登ってきました。
キャンピングカーを購入しようと思った大きな理由の一つとして、昨年から家族で始めた「百名山踏破」がありました。
下の子が3年生になったころから冬季以外のリクリエーションとして家族で近場を登山をするようになったのですが、どうせだったら百名山を踏破をしようではないか!と思いました。
で、色々と情報を集めると、百名山はさすがに百名山に選ばれるだけあって、初級山でも大人の足で3,4時間以上かかり、上級山には2泊3日かかるものもあると判明(笑)。
大人の足で3,4時間というと、小学3年生を連れいったら倍はかかる計算。
昨年普通車でやった百名山2山の登頂は、早朝家を出て、2,3時間運転して子供二人のものを含め40Lザックフル装備で6時間ぐらい歩き通しで帰りも同じぐらい運転するとなるともう私の体力的にも厳しかったんですね(笑)。
子供がいなかったら普通車で車中泊すればいいんだろうけど、普通車で車中泊は子供には逆に体力消耗しそう。
そうなるとじゃあ宿をとって前乗りして予定を立てることになりますが、そもそも天気が最重要の登山では前もって宿を取りづらい。
しかも、よしんばホテル泊で前乗りして登頂しても、登山終了後にヘロヘロでやっぱり泊まりたいとなったとしても、その時点で宿が取れるかどうかわからない。
そういう様々なことを考えるとやっぱりキャンピングカーだね
ということになり、その他もろもろの理由とともに一気に購入へと傾いたわけです。
山決定
今回で百名山は3山目。
3月2週目で今年一発目ということで、雪がない暖かいところから低山をチョイス。
予想天気が晴で、気温も15度まで行くという予想が出ていた筑波山に決定しました。
筑波山データ
標高 877 m
位置 北緯36度13分31秒 東経140度6分24秒
山系 八溝山地
種類 堅牢残丘
登山コース
山の北側からのアクセスもできるようですが、今回は一般的な南にある「筑波山神社」脇から行く「御幸ヶ原コース」から男体山を目指し、「山頂連絡路」で女体山に行き、そこから「白雲橋コース」で下山し、スタート地点と同じ「筑波山神社」へ戻るルートにしました。
装備
筑波山は標高も低く、距離も短いうえに、いざとなれば下山にケーブルカーも使える。おまけに山頂には立派な施設があるので装備は最小限でよいと思います。
私の装備品は以下の通りです。
・ザック 15L(トレラン用の軽量ザック)
・カッパ上下
・軽食
・500mlのスポーツドリンク
・タオルとちり紙
・携帯電話
・ビデオカメラ
・簡単な救急用品
・トレッキングポール(ほぼ使わず)
子供たちは自分のカッパとお昼の軽食と飲み物と携帯電話を持たせました。
車中泊場所
登山口近くにはいくつかの市営駐車場がありますが、登山道入り口に一番近く広い第3駐車場に決定。
夕方の6時ごろ到着しましたが、広い駐車場に4台ほどの先客がいただけでした。
料金は普通車500円。大型2000円。
無人駐車場でセンサー頼みなので嫌な予感がしましたが、無事大型判定で2000円取られました(笑)。
とても静かに寝ることができました。
翌朝は早い人は5時ごろ着て、6時ごろに出発していましたが、私達が出発する9時前にはまだ満車になっていませんでした。
登頂
御幸ヶ原コース
区間
筑波山神社~御幸ケ原
距離
2.1キロメートル
高低差
540m
時間
登り約90分・下り約70分
このコースは大人の足で90分と設定されている道で、ケーブルカーのわきを舐めながら進み、登山道もわかりやすく、途中には間違うと思われる個所も特にありませんでした。
難易度は低いですが傾斜があり、コースの大半が土なので前日雨が降っている場合などは転倒に気を付ける必要がありそうです。
途中休み休み進み、約2時間半ほどで男体山に登頂しました。
そこからもう一つの山頂である女体山に行くのですが、これはほぼ横異動で15分ほどの道のりでしょうか。
途中ケーブルカーの駅を横目に土産物屋街を通り抜けパンプスでも行けるような道を経て女体山頂へ。
女体山頂からの眺め
下山
下山は白雲橋コースを選びました。
区間
女体山頂~筑波山神社
距離
2.7キロメートル
高低差
620m
時間
登り約110分・下り約90分
このコースは途中巨石が織りなす見どころが多々あり楽しめるので、帰り道疲れてきた子供たちに良かろうと下りをこのコースに決めました。
ただ、斜面が比較的急なので、下りはかなり膝に来ます(苦笑)
2時間程で下山し昼食と含め全行程5時間ほどの山行となりました。
感想
今回は昨年登頂した
・大菩薩連
・金峰山
に続き三山目でしたが、山のスペックのわりに上りがいのある山でした。(正直舐めてました。苦笑)
しかし、登山口までのアクセスもよく、ケーブルカーがあり山頂施設も充実しているので子連れ登山としてはとても安心して登ることができましたが、私が花粉症でズルズル言いながらの登山だったので個人的には秋の倍疲れた(笑)。
次はどこにするかなあ~。
ではまた