天城山に登ってきました。
山決定
今回は百名山4つ目。
春は子供たちの進級進学でバタバタしましたが、これからガンガン登っていこうと思っています。
で、今回はGW中でまだ寒くなる可能性があるので低山から伊豆の天城山をチョイスしました。
山名にはよくあるのですが、「天城山」という山があるわけではなく、主に3山をはじめとする天城連山の総称として呼ばれています。
その中での最高峰である万三郎岳(1406m)を登頂することで100名山天城山を登ったどー!ということにしました。
天城山データ
標高 万三郎岳 1,406 m
位置 北緯34度51分46秒 東経139度00分06秒
山系 伊豆半島
種類 成層火山
になります。
登山コース
本来は、天城峠から八丁池へ経て万三郎岳、万二郎岳へ抜ける天城縦走ルートが見どころがありよいのですが、全長17キロはともかく、行きと帰りの場所が違うというので断念。伊豆高原ゴルフ場脇から万二郎万三郎山頂を経て周回するシャクナゲコースを選びました。
全長:8.7㎞
参考所要時間:5時間30分
ということです。
装備
今回は途中に山小屋はおろかトイレなど近代設備は一切ないというルートなので、そこそこの装備で行きました。
・ザック 45L
・カッパ上下
・防寒具
・フライシート
・予備靴下
・GPS(ガーミン64scj)
・モバイルバッテリー
・携帯電話
・ビデオカメラ
・バーナー、ガス
・食器
・2L鍋
・水2L(ハイドレーションに入れて飲む分と料理共用)
・500mlのスポーツドリンク
・お湯で戻すドライフード
・スープの素
・おやつ
・救急用品
・トレッキングポール(全く使わず)
・タオル、ティッシュ
その他細かいものも多数持っています(電池とかパラコードとかライターとか)
この程度の山だとそれこそ水と軽食だけで行けますが、今後の難関山に備え訓練のつもりでそこそこの荷物をしょっていきます。
子供たちは自分のカッパと飲み物と携帯電話を持たせました。
車中泊場所
前日夕方から出発し伊豆スカイライン経由で目的地の「伊豆高原ゴルフ場」へ。
到着は22時過ぎ。
すでに真っ暗で駐車場には街灯もなくトイレがどこにあるかもわからない状態。
8台ほど普通乗用車が止まっていたので暗がりの中フォグランプだけで進み適当な場所へ停めました。
駐車場が事前の情報(100台ほど止められる)より意外に狭いなあと思ったのですが、脇からさらに奥に進めてそこに広い場所がありました。
一度停めてしまったので面倒くさくて動かしませんでしたが、キャンピングカーで車中泊される方は駐車場に入り右手トイレ脇から奥に進んで広いスペースに停めたほうがよいかと思います。
ゴリゴリのキャンピングカーは私だけでしたが、皆さんバンやコンパクトカーで小さいランタンなどをつけて手慣れた感じで車中泊してらっしゃいましたね。
町からも国道からも離れているのでとても静かに寝ることができました。
夜中少し冷えたのでFFヒーターを付けました。
やっぱり朝起きて運転せずにすぐ登山というのは本当に楽ですね~。
これだけでもキャンピングカーを買ってよかったと思えますね(笑)。
登頂
7時過ぎに起きてから続々と入ってくる車を見ながらご飯を食べ、歯磨きトイレを済ませて登山衣装に着替え8時半に駐車場脇からスタート!
スタートからしばらくはガレ場が続きます。
しかしコースはしっかりルート付けされていて、とりたてて迷いそうなところはありませんでした。
今回はシャクナゲコースということですが、シャクナゲには1wほど早かったかなという感じで、ほぼつぼみ状態でしたが、その代わりヤマツツジでしょうか、ところどころに生える満開のツツジを楽しむことができました。
昨晩から風は強めですが、森の中を進むコースのため風で悩まされるということはありませんでした。
まず最初のピークである万二郎岳へは90分ぐらいで到着。
天気も良く登山客でにぎわっていました。
ここで小休止し、万三郎岳へ。
眺めが良くアップダウンの比較的少ない馬の背を伊豆半島の景色を楽しみながら進みました。
出発から3時間ほどでしょうか。
景色を楽しみながらゆっくりと登り天城山最高峰1406mの万三郎岳、登頂です。
天気も良く25度ほどと行楽日和で新緑が本当にきれいでした。
下山
万三郎岳からスタート地点の天城高原ゴルフ場まで4,4キロ、成人男性の足で120分という設定です。
そもそも標高差も560mほどだったかな?そんなにないことに加え、足場も比較的よく二時間半ほどで下山。
今回の登山ではほぼ長男が先頭で行きましたが、子供たちは本当に早くなりました。
だいぶ山歩き慣れしてきたんだと思います。
後ろから見ると足運び、ルート選びが巧みになり、ずっこけることもよろけることもほぼなく、淡々とテンポよく歩くので安心してみていられました。
結局、5時間半という目安タイムから30分ほどしか遅れることなく終了。
登山道がよく整備されていたため、今までで一番楽に終ることができました。
帰りは伊東マリンタウンでお風呂に入り仮眠して我が家に帰りました。
感想
伊豆は本当に数えきれないほど来てるので、景色を見ながら「あれそこじゃない?」「あ、あれがそうだ」などとみんなで話しながら楽しく登りました。
ルートの目印も数多く設置してあり、標識もしっかり読めるものが要所要所にあるのでまず迷うことはないと思います。
この季節おすすめの山ですね。
ではまた