キャンピングカーWOHN DC SIEBENの情報

東和モータース製WOHN DC SIEBEN 購入、活用の記録

キャンピングカーで百名山「赤城山」(6/100)

赤城山に登ってきました

akagi-yama.jp

赤城山データ

榛名山妙義山と並び、上毛三山の一つに数えられている。また、日本百名山日本百景の一つにも選ばれている。中央のカルデラの周囲を、円頂を持つ1,200mから1,800mの峰々が取り囲み、その外側は標高にして約800mまでは広く緩やかな裾野の高原台地をなしている。これは富士山に続き日本で二番目の長さである。(Wikipedia)

 

ここもいわゆる「赤城山」という山はなく、一帯の山塊を指した名称で、その中の最高峰である「黒檜山(くろびさん)」を登頂したことによって百名山赤城山登頂ということにします。

 

黒檜山

標高 1,827.6 m

所在地 群馬県前橋市桐生市渋川市沼田市利根郡昭和村

位置 北緯36.5608度 東経139.1936度

種類 複成火山(活火山ランク C)

 

登山コース

黒檜山の主な登山コースは、②から③の最短往復か、②→③→④→⑤に抜けるコースの二つがあるようです。

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国土地理院のHPの「日本の主な山岳」で等高線をチェックし、コースのイメージを見ると、黒檜山登山口から黒檜山山頂までは非常に急な登りが最初から最後まで続くとわかります。

 

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これを見て、「この傾斜のピストンはきついな(笑)」と思い、黒檜山から駒ケ岳に抜けるルートを選びました。

 

参考時間は昼休憩抜きで3時間35分ということです。

 

車中泊場所

本当なら、駒ケ岳登山口近くにある「県立赤城公園おのこ駐車場」がトイレもありよいと思いますが、今回は久しぶりに焚火がしたくなり近くのキャンプ場で一泊することにしました。

tozanguchinavi.com

 

何件かあるのですが、ICから登山口の間にある「赤城山オートキャンプ場」にしました。

autocamp-akagi.com

 

その日の天気は週前半の段階では土曜日曇りで日曜日晴という感じでしたが、前日には雨のち曇りになり、当日は見事に雨(笑)

 

本当なら土曜日朝登って、そのあとはゆっくりキャンプする予定でしたが、急遽土曜日はキャンプで、日曜に登山にすることにしました。

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小雨の降る中、黙々と火を起こす娘

キャンプ場のレビューを少し

係の方がみんな若くて元気のよいキャンプ場でしたね。

その日行われるいろいろなイベントを最初に説明されて、うちは一人500円のビンゴゲームに参加しました。大したものは当たりませんでしたが、楽しめましたね。

キャンプ場は傾斜地を切り開いたもので、細かい川石が敷き詰められていて水はけは最高に良いです。また落ち葉などよく掃除されていて設備も清潔でお湯も出る。しかしけっこうキツキツレイアウトで、眺望があるわけでもなく、川があるわけでもない。高規格になれた方は満足できないかもしれませんね。

 

登頂

朝ゆっくりと朝食をとり、9時にチェックアウト。

登山口である「おのこ駐車場」を目指し県道16号を走ります。

ここで大誤算!

この県道16号。滅茶滅茶木が生い茂ってて、バンクベッドに枝が当たりまくり!

そんで道も狭い!

なので、少なくともバンクがあるキャンピングカーはここは通らずに、もう少し西側の県道4号を行きましょう。道も広く遠回りしても所要時間は16号の3分の1ぐらいです。

 

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で、おのこ駐車場に車を止めて出発。

カルデラ湖の大沼脇の車道を歩きます。

 

昨晩は夜中まで強い雨が降っており、朝からずっと曇りで、場合によっては中止もあるなと考えていましたが、途中の赤城神社でお参りをしている間に晴れてきました。

 

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しょっぱなからキツイのぼりが続きます。

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ずっとこんな感じで、途中木の切れ間から景色を楽しみながら黙々と上り

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おのこ駐車場から2時間半ほどで黒檜山登頂しました。

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すると予期せぬ絶景が。

 

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大雲海からの浅間山苗場山北アルプスが一望できました。

地元の方が言っていましたが、ここまでの雲海は珍しいそうです。

前日はどうなることかと思いましたが、中止にしなくてよかったです。

 

食事を済ませ休んでいると、70歳は優に超えているであろうおばあさんが子供たちに話しかけてくれました。「まだ若いのにすごいねえ~」と頭をなぜていただき、「よく家族で来るのかい?」と聞かれた息子が百名山踏破中だと話すと「へ~、お父さんが好きなのかい?良い家に生まれてよかったねえ」と言っていただきました(笑)。

子供たちの顔をのぞき込み「あんたたちいい顔してるね~」とも言っていただき、本当に親冥利に尽きますm(__)m

子供たちを連れて登っていると、比較的高齢の方によく声をかけていただきます。

こういう山登り独特のちょっとしたフレンドリーな会話がまた楽しみでもありますね。

 

で、もう一つのピーク。駒ケ岳を目指します。

さきの等高線地図を見ていただくとわかる通り、最初は少し急な下りが続きますが歩幅が合わない木組みの階段に苦戦しながら下ると、緩やかな尾根に出てここでもちょいちょい雲海を見ることができました。

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振り返り黒檜山を望む

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で、二つ目のピーク駒ケ岳に登頂!

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前回結構疲れたので今回は最初から最後までポール使用(笑)

風もなく気温もちょうどよい気持ちの良い山頂でした。

 

下山

もうあとは下るだけです。

前半と違い後半は枕木や鉄のちゃんとした階段がありよく整備されていました。

なのでこちらを下山に選んで良かったと思います。

 

全行程5時間ほどで終了

途中から雲海に入り下界はどん曇りでした。

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そうそう、ゴール直前に突然「ドン!」と大きな音と共に強い衝撃がしました。

この辺は火山帯なので、ハッ!とし立ち止まったのですが、直後にスマホ緊急地震速報が鳴ったので地震だとわかりました。(震度5弱

 

息子だけ歩くのが早く、すでに一人で下山していたので少し心配したのですが、すぐに私のスマホに「大丈夫?」とメッセージが来たので無事が分かり安心しました。

 

その後、おのこ駐車場で百名山バッジを買うため売店に入ったのですが、すぐにお店の方が「さっきの大丈夫でした?」と聞いてきました。

 

こちらはドン!という強い衝撃だけだったと伝えると、お店はしばらく強く揺れていて怖かったということでした。

 

まあ下山直前で規模もそこまで大きくなく大事に至らずに済んだのですが、これがまだ私たちが山頂付近にいて、地震がもっと強くて土砂崩れが起きて登山道が塞がれてたら、これがもし噴火だったら、と考えるとちょっと怖くなりましたね。

 

最近は軽量化のためツェルトは持って行かないのですが、これからはちゃんと持っていこうかと思いました。

 

近隣入浴施設

群馬県の日帰り温泉なら|赤城山を間近に望む『粕川温泉元気ランド』

キャンプの夜と、登山の帰りにここに行きました。

 

露天風呂の牛舎臭と、お食事処の大音量のカラオケにちょっと苦笑しましたが、食事もおいしく施設自体とお湯は良かったです。地元民に愛されている感じでしたね。プールもあります。

 

本当は近隣道の駅にある大きな日帰り温泉、あいのやまの湯に行こうと思っていましたが、ここはレジオネラ属菌が出て営業自粛中でした。(2018年6月現在)

ainoyamanoyu.com

なので予定を立てる際はHPをチェックしてください。

私は行きました(笑)

 

 

ではまた 

 

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一つ目の百名山の大菩薩連で買った百名山暖簾。

ここに登った山のバッジを付けている。終わりは遥か彼方(笑)