キャンピングカーWOHN DC SIEBENの情報

東和モータース製WOHN DC SIEBEN 購入、活用の記録

冬の車中泊について

キャンピングカーで冬に車中泊をして気付いたことがあったので、これから購入される方の参考になれば幸いです。

 

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昨今の車中泊ブーム、皆さん車中泊楽しまれてますか?

先週のキャンピングカーショーも過去最大級の盛況だったようですね。

そういえば、最近キャンピングカーを見る機会が増えたような気がしていました。

といっても、私もまだ1年生なので今まで気にしていなかったものが目に入るようになっただけかもしれませんが(笑)。

 

我が家も子供の冬休みに入った年末から3回スキーに行きました。

かぐら

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上越国際

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志賀高原

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そのなかでも非常に寒かったのが先週行った志賀高原

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車の温度計は過去最低の↑でしたが、

朝10時に近くの道路に設置してある温度計ではー13℃を指していたので、たぶん朝5時前後は実際ー15℃ぐらい行ってたのではないかと想像されます。

FFヒーターのパワー

で、それまでもうすうす感じていたのですが、このFFヒーターですが、外気温があまり低いといくら設定温度を上げても外気温+20℃位しか行かないんですね。

 

外気温が0度だと+25度とか普通に行くので、最初は吸い込む空気が極端に低いことが原因なのかなと思いました。


しかしyoutube動画にある小型のキャンピングカーの動画では同じ-10℃圏から+40℃になるものもあるようなので、実際のところは極端な寒冷地では車の体積に対してFFヒーターのパワーが追い付かないということのようです。

 

かといって、年に数回あるか無いかの-10℃ためにFFヒーターを増やすのは現実的じゃないし、大容量のFFヒーターがあればよいのですがちょっと見つかりませんでした。

 

じゃあどうすればよいかと考えますと、簡易的でもなんでも純正でついてくるキャビンを区切るようなカーテンをリア部分にもつけてFFヒーターがカバーする容積を減らせばよいではないかと考えました。

 

架装部分と運転席を区切る簡易的なカーテンだけで、朝起きると運転席の結露はバリバリに凍っているので、立派なカーテン生地じゃなく普通の布でも効果はあると思います。

まあ結論から言うとまだ考えているだけで実行はこれからなんですが、カムロードベースのキャブコンではその容積からFFヒーターがあるからと言ってどんな環境でも寒さ対策は万全じゃないんだよ、暖かい寝具は必須だよというお話でした。

 

wohndc7.hatenablog.com

 

 

雪と4WD

今シーズンのスキーはかぐら以外結構雪が降っていて、特に志賀は帰り道の峠が少し心配でした。(なので一応チェーンを持っていきました。使いませんでしたが)


途中温泉に寄るときにスタッドレスを履いたFRのハイエースが坂道でズルズル滑って登れないのを見て焦ったのですが、車重が遥かに重い我が4WDボーンはスイスイと何事もなく上がっていきました。

 

いままでの車歴がFFor4WDばかりで、FFでも雪道に困ることがなかったためボーンを買うときには正直FRでも平気なんじゃないかとその車両価格差から結構悩みましたが、スキーに使うのは最初から分かっていたし、他の装備はまだしもこの4WDは後から付けるわけにもいかず、売るときにも車両価格差の分はきっちり差が出るということだったので思い切って4WDにしましたが、先のハイエースを見てやっぱり4WDにしといてよかったなと思いました。


特にキャンピングカーは車重が重いし、普段の走行でも安全面から4WDにメリットを超えるデメリットはないなと感じています。

 

温泉は近くの「発哺温泉」に日帰りを受けてくれるところが事前に調べてあったのでそこに向かいました。

そこは山間にある非常に急な坂を下っていくのですが、一番急なところはトンネルになっていてよいのですが、降り切ったところにある共同駐車場のような場所から帰るときには圧雪された急斜面を少し上ることになり、ハイエースはそこで滑っていました。


最初は「ホテル東館(ひがしだて)」というところが日帰り入浴を受け付けてくれるとHPにあったので行きましたが、16時ごろに伺うと「今日はもう駄目ですね」と言われました。


HPには特に時間は書いてないのでその日の込み具合とかなんでしょうかね。他のホテルだと「その日により受付可能かどうか変わりますので連絡ください」という趣旨の注意書きがあったのでわざわざ避けてそのような注意書きがないここにしたのですがあっさりと断られました(笑)


で、急遽近くの日帰り受付可の「西発哺温泉ホテル」さんに電話をしましたら、「どうぞお気をつけていらしてください」と優しい女性の声。地獄に仏とばかりに急いでいきました。


行くまでの道は非常に狭くUターンが完全に不可能だったので本当にこの道で合っているのか不安でしたがホテルは道の行き止まりにありました。

駐車場が一杯でしたが何とか停めて入浴。非常にお湯がよくてびっくり。隠れた名湯ですね。宿にはスキー客が結構いたので知る人ぞ知るという感じでしょうか。近隣の地形ががけ地を開いたような所で、数件ある宿に対して車スペースが完全に不足しているような環境で、車を止めるのもちょっと苦労したのですが、それさえなければ毎回ここに伺いたいと思える良いお湯でした。


フロント脇で缶ビールを買い電話を受けていただいた受付の女性にお礼を言って車中泊場所へ戻りました。

 

www.shigakogen.jp

 

 

 スキーとキャンピングカー

3回のスキーで天候に恵まれて二日ちゃんと滑れたのは最初のかぐらだけでした。

上越国際は後半積雪が増えて風はなかったのですが、視界がすべて真っ白で天地がよくわからないほどになり、かみさんがVR酔いみたいな感じになりそこそこで切り上げました。翌日も同じ感じの予報だったので日帰りで帰ることにしました。

 

また、志賀高原でも1日目は薄曇りのチョイ降りだったのでよいコンディションで滑りまくりましたが、翌日はゴン振りの強風で昼過ぎから晴れる予定でしたが4時間待つのも何だったので帰ることにしました。

 

行くときもちょっと予定が空いたからとすぐに旅立てる良さがありますが、このように帰るのも自由なのがキャンピングカーの良いところです。

 

これが宿をとるとなると急には場所が限られるし、帰るのもせっかく宿をとったんだからと無理にでも滑りたくなります。

キャンピングカーだと、行きたい場所も天気図を見ながら直前に決められるし、帰るのも躊躇せずに状況次第。スキー道具さえそろっていれば、更衣室だとか、トイレだとかを気にして駐車場所を探す必要もない。リフト券さえ買えればトイレも更衣室もない駐車場でもよいのです。これは子連れだと結構助かります。

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そして駐車場所によっては、こんな感じでナイターの照明を見ながらゆったりとプライベートな食事をしながらくつろげる。(この日はこのあとみんなで映画を見て寝ました)

初期投資はかかりますが、この便利さは忙しい子育て世代にこそお勧めできます。

まあうちもそんなに余裕があって買っているわけではないので、子供の進路によっては今後売る羽目になるかもしれませんが(笑)、それでもこの今の経験は、子供の人格形成の上でも一生の宝物になると思っていて、教育費の一部だと自分に言い聞かせて遊んでいます。(笑)

ではまた