先日書いたナッツRVの新型クレア、クレソンに関して、非常に分かりやすい動画がありました。
【ナッツRV荒木社長出演!】新型クレソンとビッグマイナーチェンジを果たしたクレアを徹底解剖。
ナッツ社長自らが解説。相当の自信作のよう。
それもそのはず、動画を見て納得しました。
それまで 両車の違いがよくわからなかったのですが、違いを分かりやすく解説されています。
まず、新型クレアと新型クレソンの違い。
断熱材をアルミでサンドイッチしたのがクレア
断熱材をFRPでサンドイッチしたのがクレソン
ということでした。(断熱効果はほぼ同等)
前回記事にした動画にあった「パネル軽量化」というのは、今までパネルの室内側に使われていたべニア板を廃止して、クレアにはアルミ、クレソンにはFRPに換えたことによって軽量化されたということのようです。
そして下の動画内ではその断熱材自体が5ミリ太くなって35ミリとなったとのことです。
追記:さらに、パネル内にあったアルミのフレームの素材が変わりそれも軽量化に寄与しているとのことでした。
【新型キャンピングカー 】クレアエボリューション初公開!【ナッツRV】ショートVer|親父パンダ
クレアの解説
【待望のビックマイナーチェンジ】あのナッツRVのCREA(クレア)の2020年版を全部見せます!!
クレソンの解説
【2020年最新作!】ナッツRV社のクレソンジャーニー、メディア初公開。全部見せます!
そして何より改善されたのが、どちらのモデルも床と天井のパネルがサイドパネル同様に断熱パネルになったとのこと!
それまでいくら断熱効果が高いパネルを使用しても、天井と床が断熱性能が低ければはっきり言って中途半端。私もそれをずっと疑問に思っていました。
特に冬の床、夏の天井の冷暖房効果のロスは、実際に乗っていると非常に強く感じます。
サイドとリアの断熱パネルの高性能さを知っているだけに、余計に「惜しいなあ」と思っていました。
かといって、他のメーカーのフルFRPの車も同じような感じだし、全面断熱パネルの輸入車はデカくて行き場所選びそうだしで実質選択肢がなくあきらめていました。
以前触れた日本特殊ボディーさんの車はいろいろと考えられておりベース車両と共に非常に魅力的でありますが、FRPボディーがエアリサイクルボディーと言って、中空の構造で断熱材が入っていないようで、それは軽量化に寄与していると思われる反面、断熱効果はウレタンがビッチリ入っているものに比べるとかなり限定的だと感じていました。(この点、NTBユーザーとパネルユーザーとの炎天下比較実験などあったら興味深いのですが)
しかし!
ついにやってくれましたよ。ナッツさんが。
最初の動画で社長も言っておりましたが、車にとって軽いは正義(言葉は違いますが)、良いことしかないのです。
それに加えて、天井と床が側面と同じ高断熱パネルにされたなんて。。。
ナッツさん自社での実験で、天井断熱パネルのボーダーと、入っていないクレア、クレソンと圧倒的な差があったとのことから今回の変更に至ったようです。
これは新型納車組のレビューが気になるところです。
出来れば、現行からの乗り換えされる方のレビューが期待されます。
今回の劇的変化、私は2年乗ったのであきらめもつきますが、昨年納車組は微妙でしょうね。。。
これは乗り換え悩み組はかなり背中を押されたんじゃないでしょうか。
気になること
東和モータース東京ショールームの前をよく車で通るのですが、最近妙なヴォーンを見るんです。最初はバンク部分が真っ白なので違う車かなと思ったのですが、サイドのデカールが旧型の白ボーンのもの。しかしよく見ると、フルFRPのボディーのよう。
多分現行のクレソンと同じ型のようなヴォーンなのです。
あれなんなんだろう。電話で担当のEさんに聞いたらすぐわかるのですが、キャンピングカーショーまで楽しみにしていようと思って聞いていません(笑)
ではまた